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ARENA OF BOOK

Concept Design: Rintaro Fuse, Heijiro Yagi
Art Direction / Design / 3d Modeling: Heijiro Yagi
Programming / Word Arrangement: Rintaro Fuse
Creative Produce: Hisatomo Kato (CON_), Kensuke Kidani (Volvox)
Edit: Sohei Oshiro (Chiasma)
Produce: Shuntaro Tsuneta, Mitsuki Hirabayashi, Satoru Miyaki, Michio Mori
Printing: Fujiwara Printing Co. Ltd.
Binding: Mochizuki Bindery Co. Ltd.

Size: 200mm×185mm×148mm
Pages: 2000
Publication Year: 2023
Limited Edition: 120

ホルヘ・ルイス・ボルヘス『砂の本』(1975年)に登場する架空の本を、現実化したアートピース。本作品はページを展開することで、円形のアリーナ(=闘技場)が出現する仕様となっています。タイトルとなっている「Arena」とは本来「砂」を意味し、のちに「闘技場」「アリーナ」へと意味が転じました。引用された小説では、無限のページを持つ本が登場し、「砂」「闘技場」などのモチーフを用いながら、近代化以降失われた世界の全体性、不定形な構造を創造する探究が行われています。本作品はそういったボルヘスの想像力を引き継ぎながら、現在においてどのように形象化できるのかという困難な挑戦を、デザインと詩の双方から取り組んだ21世紀版「砂の本」であり、無限の闘技場へ参加する表明でもあります。総数2000におよぶページには、八木幣二郎によって制作された3Dグラフィックを構成するポリゴンに、現存するすべての英単語がマッピングされ、布施琳太郎による複数の詩として立ち上がります。これらは、昨今注目を集める大規模言語モデルにたいするオルタナティブな言語のあり方の探求、グラフィックデザインや印刷技術を介した新たな「本」のあり方の探究として進められ、ポストモダンの想像力を目の前に現実化するひとつの方法として提示されています。現在のアートシーンを牽引する布施琳太郎、八木幣二郎の2名にとって初となる共同制作によって生まれた本作品を、オリジナルのケースに入れてお届けします。限定120部/証明書付き

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